遺言書の文例


<文例 1>  妻に全財産を相続させる場合

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      遺 言 書

   遺言者 日本一郎は、この遺言書により次のとおり遺言する。

  1.私の財産はそのすべてを(妻)日本花子(昭和10年8月15日生)に相続させる。

   平成20年8月1日 

   (西宮市六湛寺町1番1号)
    日本 一郎   (印)


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(注1) ( )内の文字は、法律的には不要ですが、氏名の文字を書き違えた(通称を書いたり・・)時等の同一性の証明の為に、書く方が良い。
(注2) 形状は、縦書き、横書き自由。 用紙の種類も自由。
(注3) タイトル(遺言書)から氏名まで、全文を「自筆」で書く。 筆跡鑑定に及ぶ場合もあるから要注意。 鉛筆はダメ。
   
(注4) 日付は、数字で書く。 「吉日」は、ダメ。 印鑑は、認め印で良い。


<文例 2>  子が複数人いるが、長女が同居して被相続人の面倒を看てくれているので、この者に自宅不動産を相続させたい場合

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    遺 言 書

    遺言者 日本一郎は、この遺言書により次のとおり遺言する。

  1.私の所有する下記不動産を(長女)日本花子(昭和10年8月15日生)に相続させる。
                 記
  土地
  所在 西宮市六湛寺町
  地番 100番
  地目 宅地
  地籍 200平方メートル
  
  建物
  所在 西宮市六湛寺町100番地
  家屋番号 100番
  地番 100
  種類 居宅
  構造 木造瓦葺2階建
  床面積 200平方メートル

  2.その他の財産については、日本花子を含め全相続人が法定相続分により分割取得すること。

  
3.遺留分の減殺請求があったときは、遺留分侵害者はその請求人に対して現金を交付すること。

   平成20年8月1日 
     (西宮市六湛寺町1番1号)
    日本 一郎   (印)

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(注5)遺留分侵害の虞れがある場合は、「3.遺留分の減殺請求・・・」の如くその処理について記載しておくと良い。
 この点については議論の分かれる処ではあるが、
各自の責任においてかかる表現をすることでそれなりの効果が期待出来る。